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古い鏡台座鏡の修理再生・リペア再塗装・金具の取替

最近お問い合わせの多い古い鏡台の修理再生。

まずはお客様から現状の画像をお送りいただき、リペアが可能か確認させていただきます。状態がわかる画像をなるべく多くいただくことで事前に再生できるかをお伝えし、概算お見積りをお伝えしてます。

梅の装飾がポイントの座鏡。一部木の剥がれがある。

剥がれてしまった引き出しの前板

このような状態はよくあることで、十分に補修ができます。ただ、元の色よりも濃い目にすることで目立たなくなるため、塗装色はおまかせいただくご了解をいただきました。

別の素材を貼り付けて段差を無くしました。
経年でのキズもそれなり。

まずは全体を分解し、使える金具、使えない金具は代替品があるのかを調べます。取っ手などは代替品がなかなか見つからないため、なるべく古い物を流用していきます。

梅の装飾部分は濃くしたくないのでマスキングして最終工程で外します。
子供にいたずら書きされてしまったのか?マジックのような跡。なるべく目立たなくしていきます。

本体も濃い目にして全体的に再塗装です。ウレタン塗装を重ねて塗膜を厚くしていきます。
ミラーは外してフレームのみ塗装。こちらも本体に合わせて少し濃い目に仕上げます。

全体の色調を濃い目にしながら下のキズや色ムラを目立たなくしていきます。あと、濃い目の色の方が高級感が増すため、リペアなら濃いめに仕上げたほうがよりリニューアル感がでてきます。

修理が終わり組み立て終了

梅の装飾はそのままにマジック落書きはほぼ消えました。
引き出しの桐も一度削り直しです。扉のマグネットも新しくなりました。

全体濃いめですが、引き締まったイメージになり、これまでの座鏡とは見違えるようになっていると思います。

実は今回ほぼ同じタイミングで、別の方からも修理再生のご依頼が。

少しアンティークっぽいデザインの座鏡。全体に細かなキズ。
脚の一部も剥がれており、こちらも作り直し。

こちらもまずは全体を分解して、金具などの取替えに新しい丁番などを調べていきます。取っ手は流用の方向で。

引き出しの前板、ウレタン塗装で塗膜を重ねていきます。
天板のキズもウレタン塗装で隠していきます。
鏡のフレームにもウレタン塗装。こちらも細かなキズを隠していきます。
天板全体的にも再塗装で塗膜を厚くします。

デザインがアール・デコ調の少し変わった座鏡。和と洋が混ざった感じが新鮮。せっかくなのでアンティーク感を強調した仕上げをめざしました。

組み上がった修理の座鏡。
アンティーク感を塗装で表現してみました。
全体の色調はやはり少し濃い目にしてバランスを取りました。

少し和の感じを残しながらも、全体的に洋風な仕上がりにしました。

実は今回の2台の座鏡、分解するうちに作り方の共通点が見えてきました。

デザインは違うのにどこか似ている作りの座鏡。途中から、これは同じ職人さんが作った鏡台ではないか?と感じるようになり、最終鏡を外した時にそれが確定しました。どちらの座鏡の鏡も全くサイズが同じ。面取り方法が違うため取り間違いは無いですが、明らかに同じ時代の同じ職人さんで作られた座鏡でした。

2台並べてみました。面白いですね。

おそらく50〜60年以上の前の鏡台が、しかも同じ職人さんから作られた2台の座鏡が、時代を超えて一つの家具メーカーによって同時期に再生されるなんて、この職人さん考えもしなかったと思います。

修理再生にはなるべくオリジナルを大切にしながら、できる限りの修復をしておりますが、やはり深いキズなどは若干そのあとが残ることもあります。

また修理に掛かる費用と、往復の送料を含めると全体の予算は新品の家具を購入できるものになります。どうしても残したい家具、思い入れの詰まった、思い出の家具など、修理再生しかできない物があれば、ぜひご相談ください。

しかし同じ職人さんの鏡台を同時に再生するなんて、なにがあるかわかりませんね。古い家具の修理、現在もお預かり中です。

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