• 引き出し付きダイニングテーブル(集成材)リペア再生再塗装

    ウレタン塗装1回目。

    ダイニングテーブルの修理再塗装のご依頼をいただきました。ご近所の方でしたので引取に伺い修理開始。事前に画像をお送りいただきました。

    現状のテーブル。全体的に塗装剥がれなどあるが、集成材(無垢)のため削ることができる。このタイプは再塗装が可能です。

    ここまで使ってもらえたらテーブルも本望でしょう。ですがここからさらに長く使っていただけるよう再生作業に入ります。

    まずは古い塗装を落とすことから。集成材のため全体の削り落としが可能。

    クリモノ脚の削り出し。古い塗料が若干残るがかなり木地が見えてきた。
    天板も古い塗料を削り取ります。思ったより塗膜が厚く、塗装剥がしに手間取りました。
    側面もしっかりと削り込みます。

    古い塗料を落とすと同時に細かいキズも一緒に削ります。ただしどうしても深いキズが残るので、もともとの色よりも濃い目にして、キズを目立たなくする塗装をします。

    裏の見えない部分で試してから塗料を調整。下塗りに入ります。

    テーブルの裏側などで特に見えにくい部分を最初に着色します。若干濃淡の調整をしながら色決めをして、1回目の着色作業に入ります。

    天板の着色後。色を塗っただけなので塗料感はまだ少ない。
    脚も同様に着色。こちらもまだ塗装の初期段階。

    家具塗装は1回で仕上げるのではなく、下塗りをして色を決めて、その後塗膜を付けるために3〜4回ウレタン塗料を重ねていきます。1回でドバっと塗料を乗せるより、薄い塗膜を重ねた方が実は作業性はよく、仕上がり感も深みが増します。

    下塗り後、1回目のウレタン塗装。スプレーガンで塗布します。

    スプレーガンで塗布して、乾燥。乾いたらサンドペーパーで表面を平滑に削り、またその上からウレタン塗料を塗布。そして乾燥、研磨。この工程を必要に応じて3〜4回繰り返します。

    ウレタン塗料が乗ったばかりの表面。水で濡らしたように光っています。

    こちらもウレタン塗料を塗布した状態。下塗り後と比べて明らかに深みが出ました。

    ウレタン塗料は水気に強く、完成後は水拭きでガシガシと手入れが可能ですが、余分な水気はなるべく残らないように乾拭きして頂いたほうが、より長持ちします。また鍋などを直接置くと熱で変色する可能性があるので、鍋敷きなどの使用をおすすめします。

    引き出しの中も同じ塗装に。のちのち使うのにお手入れしやすくなります。
    最終工程が終わり、あとは乾燥待ちの状態に。

    最後にウレタンフラット塗料を塗布して完成。弊社のウレタンフラットはつや消し100%の塗料を使っています。つや消しは落ち着いた雰囲気と木目の深みを表現できますが、半ツヤ消しなどの塗装もご希望で可能です。

    脚を取り付けて、引き出しを戻して完成。
    天板の木目も少し濃い目の着色で深みが増しました。よく見ると細かな傷は残ってますが、あまり気にならないレベルまで戻りました。
    脚の雰囲気もなかなか良い感じ。

    完成写真をメールでお送りしたら、とても喜んでいただけました。無垢材のテーブルは再塗装が可能なため、私たちも作業しながらどんどん表情が変わるので、その変化を楽しみながらの再生になります。

    使いやすそうな引き出し。

    テーブルの修理には、まず素材が対応できるかの確認から始まります。

    修理費と送料(引取と完成後の配送)は新しいテーブルが購入できる位の費用が必要になります。この家具を使い続けたい、という理由が無いと修理再生は向いてません。ただ、家具には生活していた色々な思い出や記憶がセットになっています。特にテーブルは家族で共有しているため、特別な場所でしょう。

    新しいテーブルも良いと思いますが、もし使い続けたいというご希望ありましたらご相談ください。まずはメールで現状の写真をできるだけ多くの角度からお送り頂けると助かります。

    週明けにはまた新たなテーブルが引取あります。こちらもどのような再生になるのか非常に楽しみです。

  • ジュエリーチェストとガラス棚チェスト(とワードローブ)オーダー製作:112

    1年前にオーダードレッサーをご購入いただいた方からの追加ご注文。

    ドレッサーの雰囲気に合わせて、ジュエリーチェストとガラス棚チェスト、それにワードローブの3点を製作しました。ワードローブの写真は撮れなかったため(大きくてあまり動かしたくなかった)2点の写真を残しておきます。

    左:ジュエリーチェスト 右:ガラス棚チェスト

    白い塗装色にクリスタルのツマミという極めてシンプルなデザイン。

    ガラス棚も至ってシンプル。

    取り外しできるガラスの棚も本当にシンプル。磨いたガラスの棚小口が緑色に見えるのが強調されるシンプルさ。

    ジュエリーチェストの1段目

    ここからがオーダー製作らしさ。一段目は右半分を細かな仕切りで区切って、左はフリーなスペース。

    2段目と3段目は同じ仕様

    2段目3段目は1段目の仕切りよりは少し大きめですが、それでもかなり細かな仕切りで区切られていて、同じ仕様となっています。

    4段目。2・3段目よりもさらに少しゆったりとした仕切り。

    4段目はまた少し間隔を広げて仕切りで区切る。ここまで様々なサイズを作ると色々な収納に対応できそう。ご依頼者からのご指定のサイズです。

    5・6段目の引き出し。今度は格子ではなく長めの仕切り。

    こちらは細かく仕切りは入れてありますが、長物が収まる仕様に。何が入るのか興味津津ですが、こちらもご依頼者からの指定です。

    7・8段目の引き出し。

    こちらは格子状ですが、4段目よりもまたさらにゆったりとした間隔。実はこの引き出しは1〜8段目まではどこでも入れ替えが可能で、使ううちに頻度によって場所が変えられます。

    9段目、ここは完全フリースペース。

    一番したの引き出しは仕切りなしのフリーな使い勝手。ここは少し深めの仕様となっています。

    主張しない白と、外観からは見えない引き出しのスペック。

    見た目のこだわりも大切ですが、弊社の職人は細かな格子や細工もご要望に合わせて製作ができますので、オーダー製作らしい仕様をご希望でしたら、ぜひ中身でもご相談ください。

  • ルフラン七分3面をベースにしたオーダードレッサー(オーダー製作:111)

    オーダー製作での近道はベースとなるドレッサーを決めて、そこに自分の好みを取り入れる方法です。

    ルフラン両袖 7分3面 LEDライト付きドレッサー パールホワイト色

    スペックは幅75センチ 奥行き41センチ 高さ168センチと姿見としても使えるコンパクトサイズの3面鏡。これをベースにしてオリジナルオーダーとなりました。

    ルフラン両袖をベースにサイズ変更。

    こちらのオーダー製作は幅90センチと一回り大きく、引き出しも左右が同じ高さで統一されています。鏡部分は基本的に75センチタイプと同じですが、もともと鏡が大きいため、使い勝手も見た目バランスも良い感じです。

    閉じると本当にシンプルなフォルム。

    少し分かりにくいかもしれませんが、左右の鏡が中央で重なっています。半3面とは幅の半分で鏡を作るので、半三というのですが、こちらのドレッサーは左右の鏡の幅を半三よりも広くしてあるため、七分3面という言い方になります。合わせ鏡ではなるべく左右の鏡が広い方が見やすくなります。

    すべて引き出しの両袖ドレッサー

    引き出しはオーソドックスな作りです。いっしょに写っているファブリックは以前にも使った立体感ある花柄のモケット調。高級感ある手触りが人気です。

    鏡の後ろも収納スペース。これも三面鏡ではスタンダードな作り。

    以前にお客様とお話しした中で、化粧品の「二軍」という表現があって、お化粧しない私でもどこか腑に落ちた印象に残る言葉。普段は出番が少なくめったに使わないため、アクセスが良くない場所で待機いただく。だけどいざという時の出番のために、一軍の代わりに取り出せる、そんなスペースが便利なんです。と。なるほどと聞き入ってしまいました。そんな使い方ができる鏡裏の収納スペースです。

    ネックレスなどのアクセサリーが絡まない回転式のフック

    透明感があり、存在感が薄い回転式ネックレス掛けです。こちらもネックレスをたくさん持っているお客様には大変好評。数を追加することもできます。

    「ルフラン両袖七分三面 パールホワイト椅子付き」 はこちら。

    こんな時期だから、本当は伺ってオーダー製作の相談をしたい。という方が増えております。たしかに越境は慎重になどと言われると、なかなか気持ちがスッキリしませんね。弊社のショールームはだだっ広くて密になりにくい環境ですが、メールと電話でも十分にオーダー製作は可能です。まずはカタログ請求フォームよりご連絡お待ちしております。

  • お客様との間隔を取るためのセット面改装(美容室)ドレッサーオーダー製作:110

    今の時代を映したご注文。これが新たなスタンダードになるかも。

    スタジオ女優ミラー オープンタイプ オーダー製作

    今回製作したスタジオミラーはベースとなっているデザインがあり、サロン、美容室はもちろん、コスメショップ、メガネ屋さん、メイク関係のイベントなど、その時の状況でいろいろ形が変わる汎用性が高いドレッサーです。

    スモークピンクのスタジオミラー 収納はオープンタイプ

    比較的年齢層が上のお客様が多いとのことで、シックなカラーよりもすこし艶やかで気持ちが明るくなるカラーが良いということで、こちらのスモークピンクをお選びいただきました。

    ブルーの中にグリーンが見えるベビーブルー スタジオミラーでは初の色。

    こちらはフェアリーテールドレッサーで使っているベビーブルー色。ブルーという方もいればグリーンという人もいて、見る人によってどちらとも取れる微妙な中間色。圧倒的に女性に人気で、男性にはなかなか理解できない特別な色のようです。(私は好きです)

    木目が透けて見えるから、ピンクでもいやらしさが無い。自然な発色が特徴。

    単色のピンクの場合、一歩間違えると品が無くなってしまいますが、このスモークピンクは木目が透けて見える素材の色をうまく混ぜて仕上げるため、すこしかすれ感もあり、優しさとあたたかみある雰囲気にまとまってます。

    ピンクに比べて少しクールな印象のベビーブルーですが、やはりどこか優しい感じ。

    こちらのベビーブルーも木目がすけて、かすれ感がのこる仕上がり。ペンキのように一色で塗装するのではなく、ステイン(透ける塗料)を何回にも分けて、薄く薄く塗り重ねていくためこのような発色が得られます。

    設置後の写真をいただきました。ベビーブルーをスモークピンクがサンドイッチ。

    メールと電話のやり取りで、お店の状況がわからないため、この2色の取り入れに若干緊張感はありましたが、ご依頼いただいたお店の方に喜んでいただけたようで、なによりこちらも嬉しいご連絡。三密を避けるお店の改装には現在助成金なども用意されているらしく、そういったサービスを上手に活用した場合は、弊社でも帳票関係を申請に合わせて作らせていただいてます。事務処理は増えますが遠慮なくお申し出ください。

    ベースとなっているデザインのスタジオミラー はこちら。

    ミラーを両面にしたり、引き出しを無くしたり、バーチェアに合わせて高さを変更したりと、ベースデザインから様々な形に変えることができるスタジオ女優ミラー。レトロな電球を使ってますが、こちらもLED(別途お見積り)に仕様変更もできます。お店やイベントの状況に合わせた製作、なんでもご相談ください。

  • お問い合わせが多いオーダードレッサーをベースに女優ミラーを製作しました。

    2019年に製作した幅120センチ ライト15個オーダードレッサー

    SNSにおそらく出ているのだろうと思いますが、こちらのドレッサーに関するお問い合わせが多いため、一般的な使い方に合わせたリモデルをしました。

    幅90センチ ライト6個のLED女優ミラー
    幅90センチ ライト6個のLED女優ミラー

    売れ筋サイズのドレッサーは75から90センチの横幅が多いため、今回その最大サイズの90センチで製作。天板には厚みある8ミリ透明ガラスを使い、引き出しの中が見える仕様にしました。

    引き出しの高さが4種類。バリエーションで収納の効率アップ。
    引き出しの高さが4種類。バリエーションで収納の効率アップ。

    オーダー製作では薄い引き出しが多かったので、製品化では背の高いビン類も収納できる実用的なサイズ感に。普通にドレッサーらしい仕様です。

    カラフルな収納をイメージして、引き出しは白で統一。
    カラフルな収納をイメージして、引き出しは白で統一。

    見える収納となると、使う人の趣味や、コスメなのかアクセサリーなのかで全然違った雰囲気になるはず。アレンジをあれこれ楽しめるのがこのドレッサーの最大の魅力。

    安全を考慮して厚みある強化ガラス。かんたんには割れません。
    安全を考慮して厚みある強化ガラス。かんたんには割れません。

    ガラスのカット面は光の透過でグリーンの色が変化する楽しさがあります。自然光では時間とともに動き、ドレッサーのLEDでその変化はより眼を見張るものがあります。

    顔に影を作らないLEDライト。メイクにこだわる方にはよりおすすめ。
    顔に影を作らないLEDライト。メイクにこだわる方にはよりおすすめ。

    LEDライトは自然光に近い昼白色を使います。ワット数は白熱灯換算で40wですが、実際の消費電力は1個8w位。部屋の環境光によって20wに替えても良いです。市販品のLEDが使えるので、万が一のトラブルでもすぐに交換可能。

    明るい部屋でも十分な光量が取れるLEDライト。
    明るい部屋でも十分な光量が取れるLEDライト。

    すでにご予約いただいており、今回下記サイトでさらに詳細ご確認いただけます。

    ショップ見本

    ショップはこちらです カンタービレ 女優ミラーガラス天板(パールホワイト)


    ファブリックなど自由に変更して、さらに自分だけのオリジナルドレッサーをお選びください。

  • モールテックスのダイニングテーブル ベージュBM08

    展開中のモールテックスのダイニングテーブルに新カラー追加。

    やさしいベージュの天板にヘアラインステンレス脚

    モルタル調のデザインコンクリートの人気カラーはグレー系が中心ですが、このベージュのようにモルタル感が少ない中性的なやさしい色も、上質なインテリア空間に自然と溶け込むオススメな色です。

    なめらかなスェードレザーのような手触りと雰囲気

    モルタルなのに、この色を見ていると手触りが優しくなめらかに感じられるのが不思議。実際表面はしっかり研磨されており、微妙なコテ跡は感じられるけれど、どこかぬくもりさえも伝わってくる特別な雰囲気。

    人気のikpチェアーとの組み合わせ。

    ベージュは主張しないカラーのため、他のインテリアとの組み合わせがしやすく、コーディネートのハードルが低く、取り込みやすいカラーです。ステンレス脚も主張しない半光沢のヘアライン仕上げ。自然光や周辺環境の明かりに刻一刻と変化する素材です。

    脚の先にはアジャスター付き。ガタツキの調整と床を傷から守る役割。

    素材感と直線の組み合わせという究極シンプルさは、長年使える飽きのこないデザイン。家具は一度購入すると長く使う方が多いので、時代に流されないものを個人的にはオススメしています。

    120 150 180cmと3サイズでの展開。もちろんオーダーでサイズ変更も可能です。

    お部屋や使う人数、ショップ、店舗などで使いやすいサイズがあれば、それに合わせての製作も可能です。実際店舗使用ではほとんどがオーダーサイズ。ご要望に合わせての製作もなるべくご希望納期に合わせております。

    サイズ・仕様・価格についてはこちらのサイトも参考に。
    ikpイカピー

  • コンパクトでシンプル。ドレッサーと3段シェルフ(オーダー製作:109)

    今回お作りしたオーダー製作は、引越し後の新居で使うドレッサーと書棚(シェルフ3段棚)です。

    サイズはこれまでお使いのドレッサーとシェルフが使いやすかったということで、デザインの許す範囲でサイズ感はそのまま。

    お客様の許可をいただいてないため、お送りいただいた写真は掲載しませんが、それをベースにして簡単な寸法図をお送りしました。仕上がりの色も決まってらして、製作がスムーズにスタート。引っ越しに合わせての納品が無事完了。

    カラーとミラーはフェアリーテール。塗装色もミルキーホワイト色(フェアリーテールと同じ)ファブリクもフェアリーテールにつかうサンドモケット。

    ね、シンプルでしょ?

    でもサイズ感やデザインはお客様の好みを落とし込んでいるため、シンプルながら使いやすいドレッサーになりました。

    「将来、年を重ねてもずっと使い続けたい。」おばあさんになった頃のイメージだと思いますが、まだまだ全然若い方だと思います。(静岡から一番離れた場所のためメールと電話のみ。でもお若い方だと想像しています。)

    でも確かに、納得してしまったのが、このサイズ感ならどこでも使えるはず。木地色に近い色も、徐々に変化して、良い感じのツヤも出てくると思います。

    オーダー製作というと、豪華で機能満載のイメージですが、シンプルだけど上質、コンパクトでも長く使える、というなかなか市場で見つからないというご要望を叶えるのも特注らしさがあります。

    ここのところの猛暑つづき、私たちの作業場にはエアコンが無いため、体力的にも非常に厳しい毎日ですが、それでもお待ちになってるお客様の顔を想像しながらコツコツと製作は続いております。

    オーダー製作についてはほぼ毎日お問い合わせあります。メール、お電話、ご要望ありましたらご連絡ください。

  • やわらかな曲線クラシカルな雰囲気を持つオーダードレッサーチェスト(オーダー製作:108)

    チェスト70センチ ドレッサー120センチ ナラ材

    全体的にスッキリとしたデザインが多い中、20〜30年前は曲線を多用したデザインのドレッサーの方が数としては主流でした。
    最近でも、そのようなドレッサーが欲しいというご要望はまだまだ多く、今回のオーダー製作では以前に製作したドレッサーを少し派生させての製作となりました。

    なだらかな曲面でつながる天板

    ナラ材の木目の良さを活かすため、塗装の工程も通常と少し違い、目止め剤を使ったワイピングと呼ばれる「木目の中に塗料を擦り込む」ような塗装方法。下塗り段階で木目を浮き立たせる方法になります。ナラ材のような木目が美しい材料はワイピングによってより本来の表情を楽しむ事ができます。

    使いやすいフラットでワイドなミラーとチェスト

    今回、チェストも同じデザインでお揃いとなりました。天板の曲面を作る木工用の刃物はもう20年以上前に作ったNCルーター専用の物。これ新たに作るととてつもないコストになるので、出番は減りましたが確実に残したい道具の一つ。

    しっかりとした作りの木の取っ手。

    少しガッチリとしたイメージの同材ナラで作られた取っ手部分。チェストに使った鍵は他のドレッサーでもよく使うタイプ。ちょっとした事ですが喜ばれるアイテムの一つ。

    スライドレールに仕切り付きの引き出し。

    一番下の引き出しにはスライドレール。全部の引き出しに取り外しできる仕切り板を設定。

    スライドレールについて。(私の考えです)

    スライドレールはスムーズな動きを作る引き出しの便利アイテム。ですが、私はこれを多用するのは控えたいと思っています。大きな引き出しには付けても良いと思う反面、小さい引き出しの場合は
    1)そもそも軽いので付けるメリットが少ない。
    2)スライドレールを使うことで収納力が下がる(幅で約4センチ)
    3)故障がゼロとは限らない。
    という理由で使う引き出しと使わない引き出しを分けて製作提案しています。

    取り出しやすいように深い引き出しの仕切り板は形状も一工夫。
    下の引き出しはスライドレール無し。
    好評なクッション下が収納タイプの椅子。ティッシュボックスなどが収納可。

    オーダー製作の場合、どうしても気合が入ってしまい、あれもこれもてんこ盛りの仕様を考えがちです。収納する物は年齢とともに変化して、使うアイテムが変わる可能性があります。なので今使っているアイテムにぴったりフィットさせるより、多少余裕を持って変化できる曖昧さが大切かと思っています。

    製作開始まで、いろいろヒアリング重ねて、なっとくの一品を作っていきたい。オーダー製作は製作開始までが一番重要な時間。手間は掛かりますがこれからもオーダー対応続けていきます。ただ、現在かなりのバックオーダーがあるため通常よりお時間いただいております。ご検討中の方はお早めにご相談をお願い致します。

  • 集成材ダイニングテーブルの修理再生・再塗装

    お客様からメールでお送りいただいたダイニングテーブル

    集成材のダイニングテーブルをもう一度きれいにして使いたい。というご要望で始まった今回の修理・再生・再塗装。しっかりとした無垢板のテーブルなので、削ることもできるし、再塗装も可能。一旦お見積りして、ご家族で修理か買い替えかで悩まれたようですが、結果再生して使い続けることに。

    最初は削り直しからの再塗装でしたが、急遽、ウォールナット突板で貼り替えての再塗装へ変更。

    ナチュラルな仕上げの予定が、重厚感あるウォールナットのダーク系へ仕上げを変更。工程的には途中で突板貼りが必要ですが、これも無垢板ならできること。

    届いたテーブルを分解し、まずは古い塗装から落とします。

    既存の古いウレタン塗装は見えにくいですが、かなり木の中まで浸透していて、表面的には塗装が取れてるように見えても、実際には木目の中に残ってます。

    このテーブルの特徴である引き出し。これ便利ですね。

    引き出しも取り外して古い塗装を落とします。とにかく研磨がこの仕事の50%。

    削る前の天板。古いキズや変色がこのテーブルの歴史を物語ってます。

    細かなキズなどありますが、今回突板で張り替えるため、とにかく表面の塗装を落とすことに集中。ベルトサンダーでバンバン当てていきます。

    こちらも木の中までかなり塗装が浸透しています。一応削り終わり。

    次にウォールナットの突板を貼る工程の前に、今削った天板や脚を先にウォールナット系のダーク色で下塗りをします。どうせ突板で貼るなら関係ないのでは?と思いますが、こうした方が突板が透けず、仕上がりに色の深みが増します。

    着色された天板、色ムラはありますが、これは突板貼ると分からなくなる。
    脚のパーツもそれぞれ着色。この時点でかなり印象が変わります。

    下塗りが完了したら、今度は突板貼り。ウォールナットはそのものが濃い色をしているので、木目を活かす貼り方に気をつける。あえて木の周辺、皮に近い部分の白太を残して貼り替え。より自然な無垢板感をめざしました。

    白太を残した突板貼り替え。
    脚と引き出しも同じくウォールナットで。

    ウォールナット材が持つ色を邪魔しないよう、ここからは透明のウレタン塗装で塗膜を付けます。耐久性と見た目をアップさせるために数回に分けて塗料を塗布します。一度にたくさん乗せるより、間に研磨を入れて何層も作る方が均一かつ塗膜の強さも生まれます。

    1回目の塗装と2回目の間の研磨作業。塗料を乗せては表面を削り取り、均一に重ねる。

    ウレタン塗装は水に強く、通常のお手入れは水拭きで十分です。ラッカー塗装の場合、水気を残すとそこから白濁しますが、ウレタン塗装は耐水性に優れています。ただ熱い鍋などを直接置くと変色の原因になるので注意が必要です。

    3回目のウレタンサンディングが終わり、この工程が乾くと最後のウレタンフラットになります。

    強制乾燥はせず、自然乾燥のため時間は掛かりますが、その分木への負担が少なくなります。ただし梅雨時の乾燥には特に注意が必要で、その点で6月〜7月の製作には神経を使います。

    最終ウレタンフラットの塗布が終わり完成。つや消しのため落ち着いた雰囲気。

    いっさい着色しなくても深みが出るのがウォールナット材の特徴。ウォールナットも木によってはもっと赤い材もありますし、黒っぽい材料もあります。こちらはほぼ中間的なブラウン系。

    元のテーブルが思い出せない位に完全に別物に生まれ変わりました。それももともと使っている材料が良かったので、こうやって再生ができます。あとメラミン系やポリ板など化け学で作られた素材ではこういったリペアができないので、やはり自然の木というのは良いですね。

    前にも書きましたが、遠方より運ぶ運送費と送り返す時の運送費、それに修理する費用を合計すると、新品のテーブルを購入できる予算になります。それでも使い続ける意味が無いと、なかなかリペアには踏み切れないと思います。思い出の詰まった物や、ある人が購入してこれからも使い続けたい、など再生でしか実現できない事もあります。もしそんな悩みがありましたら、まずは写真をメールでお送りください。お見積りからアドバイスまで色々なご提案が可能です。

  • ベースになるドレッサーを選んで部分オーダーの賢い選択。(オーダー製作:107)

    LEDを使い 充実なコンセントのドレッサー

    何年も探したけど理想のドレッサーが見つからない。

    というお問い合わせが本当に多く、妥協しない方は本当に数年掛けてお店を回り、それでも見つからなくて弊社にご依頼いただく方が珍しくなくなりました。

    ただ、ゼロベースで製作をすすめるのには、ヒアリングから入念な図面製作、概算見積もりの繰り返しなど、製作に入るまでのプロセスが多く、時間もコストも必要です。

    サイズ・引き出しなどは既製品と同じで大丈夫、少しアレンジしてオーダー仕様にしたい、というのが実は一番の近道だと思っています。

    クリスタルsofiaをベースにしたLED女優ミラー ミルキーホワイト

    実は今回のご依頼は去年にセミオーダー製作でご購入いただいた方の、その娘さんがご購入というお話しでした。お母さんのドレッサーを娘さんと共有(取り合い?)しているらしい。(それはそれで微笑ましいのですが)

    さらにもう一台お作りして、それぞれを母娘で弊社ドレッサーを使って頂ける、メーカーとしてこんな幸せはありません。

    そしてさすがでございます。
    一度オーダー製作のプロセスを経ていただいてるので、最初にご要望をまとめていただいており、製作開始がスムーズでした。

    天板ガラスも4ミリ強化ガラスを使用。

    納品が完了し、娘さんにも喜んでいただけたようで本当に良かったです。
    これで一人一台でゆっくりした時間が過ごせますね。

    で、本来はここで話しが終わりますが
    去年ご依頼いただいた時にはまったく気にならなかった住所、あらためてご連絡いただいた時に、今春から一人暮らし始めた息子の近隣住所でドキドキ。

    私からプライベートに踏み込むことは、無論しないことにしてます。
    今はこんな状況、少しでも周辺日常が知りたい、という気持ちが強く、製作が始まる前にぶっちゃけてしまいました。

    ですが、ご依頼者様はとても簡潔に適切な言葉を選んでいただき、状況が見えるメールを何度もお送りいただいて本当に感謝です。
    行こうと思えば明日でも行ける距離なのに、行くことでの周囲の目を気にしている状況。
    今回の製作で一番癒やされたのは実は私です。本当にありがとうございます。

    去年の製作につづき、今回もご依頼をありがとうございました。

    いろいろな方に支えられて、こうして製作が続けられることに心から感謝です。



  • モールテックスのテレビボード

    シリーズ化しているモールテックスの家具にテレビボードを追加しました。

    サンゴ礁のような色 コーラルブルー

    モールテックスには標準64色カラーチャートがあります。それぞれとても良い色で、ブルー、イエロー、レッドなどグレー・ベージュ系以外でもカラフルに対応します。

    配合比率を変えることで、64色に無いオリジナルカラーを生み出せるのですが、面白い(難しい?)ことに単純なCMYKの配合ではないため、生まれる色に偶然性がほとんどだと言うことです。こんな色を作りたい、と想像して配合しても思わぬ方向に色が転ぶ。それは稀に想像の外側の色が生まれる事にも繋がります。

    青の中に緑が見える。まるで海の中を覗いているかのよう。

    モールテックス独特なコテ跡に色の濃い部分と薄い部分が折り重なって、透明度が高い海の中を見ているかのような深度を一枚の板の中に感じることができる、この特有な感じがデザインコンクリートと呼ばれる所以だと思う。

    光の当たり具合でさらに変化するコーラルブルー

    極端な話、テレビを視聴するに適正な高さと強度があれば、板だろうが鉄だろうが機能は同じ。でもそこに木目感や素材感を求めるのは、やはり長時間居る場所を少しでもリラックスしたり、自分の好きな雰囲気にしたいから。天然素材の木目もモールテックスも、そういった意味では同じ物が作り出せない唯一無二のオリジナル感を演出するのに最適な素材だと思う。

    49インチのモニターを載せて。強度は十分。

    正確な強度試験をしていないため耐荷重がどのくらいか?ただし大人の男性が乗ってもビクともしない強度は備えてます。部屋の模様替えにも便利なキャスターは耐荷重1個あたり100kg。見た目以上に性能は完全にオーバースペック。

    お掃除ロボにも対応する高さ。下は14センチ。

    いろいろなメーカーから発売されているお掃除ロボ。最近のお問い合わせでも増えている「テレビボードの下は何センチありますか?」はだいたいお掃除ロボが使えるかの確認。我が家でも活躍中のお掃除ロボ。テレビボードの下は14センチあるのでほとんどのメーカーに対応します。

    150サイズに49インチテレビ。左右に小型スピーカー置けるゆとり。

    見ているだけで心が落ち着くブルーグリーンのコーラルカラー。部屋のアクセントとして模様替えや新築、リノベーションで家具の買い替え検討の方、こちらのテレビボードもぜひご検討ください。

    詳細お問い合わせは054-281-4741 関本家具装芸 または
    古材家具ikp モールテックス のサイトでも紹介しています。

  • 女優ミラープリマ半3面をベースにしたオーダードレッサー(製作:106)

    女優ミラープリマ 収納付き半三面をベースにしたオーダー製作(完成イメージ)

    リフォームに合わせての製作とスケジュール。今年の春からお問い合わせいただき納品です。

    家具は受け入れる建物によって納品が決まります。

    新築なら引き渡し時期など工程表があります。工程がずれることもあり、それによって家具の搬入日も調整が必要になります。受け入れできる状況を確認しながらの発送を心がけており、今の最長は2021年春の納品もお預かりしています。

    完成したドレッサー

    今回は3月ごろからお問い合わせとメールと電話での打ち合わせをして、7月納品での調整をしていました。

    女優ミラー半3面 オリジナル製作 オーダー仕様

    納品時期の7月に合わせて、6月には完成する段取りで製作の調整。

    鏡の幅を広くして、3面鏡としての使いやすさ、LEDの明るさなど、照明付きドレッサーとしてオーダー製作らしい細かなこだわりがあります。

    収納にもこだわりのドレッサー 鏡裏収納の半3面女優ミラー

    今は定番ですが、鏡の後ろ側も収納スペース。初めて試された方は驚かれます。ネックレス掛けなどアクセサリーの収納もできます。

    女優ミラープリマ 椅子付き レザーブラック

    もちろん椅子はドレッサーと同色で仕上げます。ご要望でレザーでの対応もしております。納品時はファブリック。

    すっきりとミラーが見えない半3面

    使わないときの鏡は見えない方がいい。というご要望には、このスタイルの3面鏡がオススメです。

    画像や塗装サンプル、仕上がり画像、完成写真などメールでお伝えして納品となりました。が、1点残念なことに、お客様がリフォームで基調にしていたカラーがあったようで、それが分かっていれば、仕上がり色もう少し違ったご提案ができてたかもしれません。

    ただいま製作中のドレッサーに合わせるベッド

    こちらシモンズさんのベッドの写真です。今製作中のオーダードレッサーは、このベッドの色に合わせて製作中。素材や製造方法の違いで色の差は出てしまうけど、まったく参考が無いよりはイメージが近づきます。

    つい最近シモンズ静岡営業所様に無理なお願いをし、このベッドのサンプルを分けていただきました。

    既存の家具やベッド、建具など、もし基調とする色があれば、オーダー製作時に遠慮なくご要望お聞かせください。なるべく全体の雰囲気を損なわないご提案をします。

    オーダー製作まだまだ進行中です。

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