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無垢板テーブル天板の再塗装 テーブルリペア

お客様から送られてきた画像

弊社サイトからテーブルの天板の修理 再塗装ができますか?のお問い合わせをいただきました。

まずは状態と素材を確認したいので、メールで何枚か天板の画像をお送りいただきました。

ナラ材の無垢板のようです。
よく使った場所は特に塗装が剥がれています。

25年前に購入されたそうですが、購入したメーカーはすでに無く、弊社にご相談をいただきました。写真から見ても良い材料だと分かるので、これは削って再塗装ができると判断。ヤマトホームコンビニエンス(らくらく家財宅急便)で天板のみ引き取りさせていただきました。

まずは表面の塗料を剥がす作業から。

一旦表面の塗料を剥がします。

簡単に剥がしますと書きましたが、しっかりした素材のテーブルは塗膜もしかりしていて、剥がすのに4日ほど掛かりました。溶剤を使って表面の塗膜を徐々に柔らかくして削る、の繰り返し。古い塗料が残っていると新しい塗料が入らないので、なるべく表面から古い塗料を剥がしていきます。

下塗り1回目。

元の色になるべく近くなるよう調色します。

下の色が近ければ近いほど、あとの工程で色を入れる必要がなく、木目がはっきりと浮き出す仕上がり感を求めるには、この下塗りがどれだけ近くて木目に入り込めるかが肝。弊社の職人が塗料を調整して木目を浮き立たせる調合をしました。この時点で結構きれいな状態ですが、これから塗膜を付けていきます。

ウレタンサンディング

塗料を塗布したばかりでまだ濡れています。

ウレタン塗料を塗布して自然乾燥させます。塗膜を厚くすればそれだけ耐久性が上がります。塗布しては乾かして研磨、また塗布して研磨の繰り返し。ただし塗膜が厚すぎても塗装不良を起こすため、どの時点でやめるかも素材によって回数が変わります。この天板で3回塗布しています。

最終仕上げウレタンフラット(3分ツヤ)

若干ツヤがある3分ツヤ(7分消し)

もともとの仕上がりのツヤが正確には分からなかったのですが、若干のツヤを感じたので3分ツヤで仕上げ。ツヤは全消しにするとマットな仕上がり感になりますが、擦り傷が目立つようになります。この3分ツヤは細かな擦り傷を目立たなくするためテーブルには最適かと考えています。

お客様宅へ納品

納品後のテーブル

納品後にご夫婦からお喜びのメールをいただきました。一応作業工程の写真はお送りしてありましたがやはり現物をご覧いただくのが一番ですね。無垢材だからできた今回のリペア。きっと購入した金額もそれなりに掛かったと思います。ただ良い材料は再塗装ができるのがメリット。良いものを大切に長く使い続けることで愛着も湧きます。楽しい食卓の様子が浮かびます。

テーブルの再塗装は素材によって可否があります。まずはメールで状態の分かる写真を複数枚お送りいただくことで、お見積りも可能です。長年使ったテーブル、そろそろ再塗装したいなどありましたらご相談ください。リフォーム中や引っ越しに合わせてなど期間を調整しても可能です。

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