ブログ
2.272022
赤ワインと醤油を使ってモールテックス天板のシミ(染み)テスト。

モールテックステーブルはふつうのダイニングテーブルとして使われていますが、木製とは違う樹脂モルタルの天板は他素材との比較が難しく、特に「汚れに強いですか?」と聞かれることがありますので実験しました。

私達のモールテックス製品はトップコートに「ビピュール」というニス系の保護剤を使います。ビピュールはニス系のため基本的に塗り直しなどのメンテナンスは不要ですが、専用のワックスを使うことでより汚れに強い保護膜を作ることができます。

醤油と赤ワインという白シャツの天敵のような液体ですが、濃い色の天板では染み込みが隠れてしまうため、あえて明るい天板での実験です。

ワックス有り無しの効果を比較するため、右側だけをワックスで保護。ワックスの効果を確認できます。

赤ワインも醤油も空気に触れて酸化します。(色が濃くなる)家族でゆっくり食事して、片付けるタイミングまで気が付かなかったと想定してややゆっくり目の3時間でテスト。もちろんなるべく早く拭き取りして欲しいですが、このようなケースもあるかと。

3時間後に赤ワインをティッシュペーパーだけで拭き取りしました。ワックス有り無しでどちらも汚れは落ちましたが、ワックス無しは若干拭き取りに時間がかかりました。やはり表面の細かな凹凸に入りやすいようです。

醤油も3時間放置して、ワインと同じくティッシュペーパーで拭き取り。ワインと比べると醤油の方がよごれがしつこく、取り除くまでの時間は長くなりましたが、ワックス有りの方が早く汚れが取れました。やはりワックスがある方が毎日の拭き掃除は楽になります。

このように醤油のあとはまったく見えなくなりました。ただワインも醤油もワックス無しの方はニオイが残りました。これは水拭きすることでどちらも解決。やはり毎日の掃除を考えるとワックスはとても有効な保護剤です。

ワックスを塗った後でも、天板の表情はほとんど変わりません。触るとワックス有りの方が滑らかな手触りになります。また水の弾きも良くなります。

水での掃除で十分落ちる汚れも、まれに取れない場合には中性洗剤をお試しいただいてます。その際も汚れをゴシゴシとこするのではなく、柔らかいスポンジを使ってください。
これまでに汚れが取れなかった例が2例あります。
- 熱く熱した油汚れ(中華あんかけをこぼした)
- マヌカハニーをこぼした。(黄色い染みができたようです。)
完璧とは言いませんが、ワインや醤油の他にお茶やビール、ソースなどでもテストしております。普通に使う状況ではシミの心配は無いと思います。
ワックスを併用することで汚れに対してはかなりの保護材になります。毎日の生活の場所なのでぜひワックスのご使用をオススメします。
モールテックスについての商品アイテムはこちらにあります。→「モールテックス」
モールテックスに関するお問い合わせは、メールまたはお電話にて弊社までご質問ください。