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そういえば夏休み。

善光寺

5月末の休日に寄った善光寺。実は何回か行ってる長野で今回始めて。
その時に見た仁王像の足がとても印象的で、まるで木に命が吹き込まれたかのような
筋肉と大地を踏みしめる指と爪の感じに、食い入るように見入ってしまった。

この連休から子供達は夏休みに入り、それぞれに課題や部活、そして塾や習い事など
まぁ休みと言っても休んでられないのが今の子供達。

そんな中、夏休みの課題をお金で解決してくれるサービスがあると聞いて
ちょっとビックリしながらも、行き過ぎたビジネスだなぁと感じてしまった。

子供には自分ひとりでも生きて行けるための準備期間として
義務教育があり、かなり義務教育に近くなっている高校、そして大学と
それぞれが自由な選択の中で失敗を経験しながら成長して行く
とても素晴らしい時間が与えられている。
それは大人になってみないと分からないかもしれないが、今となってみると
結果など気にせずに、もっともっと失敗しても良かったんだと思う。

だから、勉強ができようが、絵が上手かろうが、歌が下手だろうが
その中から自分の好きな事を見つけた者が自分の人生を一番楽しめるだろうし
成績や学歴が生活を作るものではないとこの歳になると分かる。

自分自身、実は学生時代に国語と美術の成績に悩まされた。
美術は技術的に補える部分と元から備わったセンスでは、センスの方が基礎能力が
高いと思う。国語もまた基礎的な読解力など元から備わっているか、幼児教育で
その辺を叩き込まれたかでその後の差が付く(と思う。)
英語や数学理科などはほぼ横並びでヨーイドン!するわけで、努力と暗記しだいでなんとかなる。

ようはこの「美術」の成績に悩まされた自分は、ぜったいに将来、芸術家にはなれない
という選択をひとつ作っていた。(笑)

苦手を知れば、克服する必要も無く、むしろそれを選択から外して別の楽しいことに
注力すればよい。そのためにも失敗しても良い子供時代は、苦手も知るべきだと思う。

その辛いプロセスをお金を出して楽してしまったら、経験とお金を同時に捨てる事になる。

自分にとって得意な物が一つ分かれば、人は自信をもって立つ事ができる。
この仁王像のように地面にしっかりと足をつけて立てる人になるために
ウチの子供達も今のウチにどんどん失敗して欲しい。

夏休みは始まったばかり。
十分チャレンジできる時間があるよ。

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