ブログ
3.32012
使う人作る人の異なるマインド。
デザインするというと、特別な行為に考えられるけど
ようは使う人のための一番最適な形を整えることだと思う。
それを忘れてしまうと、何かデザインという言葉が独り歩きをはじめて
向かう先に誰もいない、なんてことになりかねない。
急に肩の力がへんな方向に加わり
どこの誰とも分からない、空想上の都合の良い人物を作り出し
スタートラインからいきなり反対方向へ走り出すような。
ゴールで待っている人は、本当はもっとシンプルな答えを
必要としている。
インターネットを通じて、全国の色々な方とメールをする機会が増えました。
ひとりひとりの要望はそれぞれあるけれど
話をうかがうたびに、作る人と使う人の間には
まだもう少し距離があるんだなと気が付きます。
でも徐々にその距離も縮まっている。
作る人が作る人のマインドではなく
使う人のマインドになって作ることの大切さを
あらためて考えさせてくれる良いメールをいただいたので
備忘録として書き留めておきます。