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4.52011
計画停電がある地域と無い地域が混在する静岡。
静岡は富士川をはさんで西と東では使っている電気が違います。
日本の西のお客様から「静岡も停電で大変ですね。」と聞かれる時がありますが
実は静岡市はまったく電気では苦労してません。今は節電第一という雰囲気があり
大型店でも店内の照明を極力落として、直接は東日本の役には立ちませんが
こうして電気に対して「有限である」という意識を共有できているのは
311後の良い傾向だと思います。我が家の子供も今までつけっぱなしだった
部屋の電気もコマめに消すようになり、震災が与えてくれた良い生活習慣です。
だから同じ静岡でも、富士川を越すと電気だけは東日本に入っているという
実感があります。特に車を運転している時のトンネル内の全消灯。
夜は道も暗いからまだ問題無いのですが、昼間は視力が暗順応するまでの
数秒間(60km/hなら1秒間に約16m走る)が本当に怖い。
いかに今まで電気に頼っていたかが分かる。
けれどもその電気は無限では無いと皆が意識して使わざるを得ない状況にあります。
もともと資源の無い国だから、他の国と比べてエネルギー効率が高かった技術を
さらに果てしなく高めて、その技術力+生活力で、今後本当のクリーンエネルギー世界一を
目指せるのではと思うのは素人考えなのでしょうかネ。