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7.152010
ツマグロヒョウモン
ツマグロヒョウモンという蝶です。
6月位になると見かけるようになります。
ウチの玄関の周りによく飛んできます。キレイですよ。
「ツマグロ」という名前の由来も羽の先端が黒くなってるところからきてます。
幼虫の時には真っ黒なただの毛虫にしか見えませんが
羽化するとこんなにも美しくなれるのが不思議ですね。
ヒョウモン蝶の中では都会で一番見られる種類だと思います。
このツマグロヒョウモンはもともと南に生息していた蝶だそうで
初めて静岡の街中で見たときは、専門家が驚いたという話を
研究している人から聞いたことがあります。
原因はいろいろあるでしょうが
流通の発達で卵が付いた花を南から北へ運んだこともあるでしょう。
もちろん、南の蝶が住める温度の環境変化もそうですね。
キレイな蝶にも訳がある。
何か自然がさりげなく人間にメッセージを投げているような気がします。