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7.312010
NLP神経言語プログラミング その1
昨夜はビジネスリンク静岡(BLS)の主催するセミナーに参加しました。
NLP(神経言語プログラミング)
”心理学と言語学をもとに体系化した人間のコミュニケーションに関する新しい学問”
という勉強不足の私には初めて聞く言葉でしたが、治療から教育、スポーツ、そしてビジネスの世界でも
活用されている学問のようです。
ビジネスに関係するセミナーなので、おそらく広義としてのNLPの中から
ビジネスコミュニケーションに関する部分をクローズアップしたテーマでの約2時間でした。
と、難しい言葉が並ぶとなんだか小難しい話を延々と続けるセミナーと勘違いされると
おもうので、実際に体験した事をお話しますと
「4枚のカードからパズルを作って、自分と同じものを相手につくってもらう」という
小学生でも参加可能な「ゲーム形式」での進行でした。
4枚のカードの特徴は
「小さな直角二等辺三角形」 「小さな台形」 「大きな台形」 「変形した5角形」 です。
同じこの4枚がAさんBさんに配られますが、AさんからはBさんのパズルが見えません。
その逆にBさんからもAさんのパズルが見えません。
要するにお互いに相手の手元が見えない状態でスタートします。
まずAさんに先生からパズルの完成形のイラストが配られます。(簡単なボートの形とか)
Aさんはその通りにパズルを完成させます。ここまでは簡単。
こんどはAさんが、その完成形をBさんに伝えて、Bさんにも同じものを作ってもらいますが
Bさんがどのように作っているのかは、Aさんはまったく見えません。
そして意地悪なことに、AさんとBさんの持っている4枚のカードは、色がそれぞれ違います。
二人が持つ同じ「小さな直角二等辺三角形」も、Aさんは赤なのにBさんは黄色という具合。
この時使ってよいコミュニケーションは「言葉だけ」です。
身振り、手振りも使ってはダメ。制限時間10分。
さて、このゲームがスタートするとどうなるでしょう。
まず、自分の持っている4枚のカードが相手も同じかを確認する。
ここまでは普通でしょう。しかし色が違うことに気が付くまでの時間に個人差が出てくる。
そして、4枚のカードを一枚一枚順番に相手に伝わるように向きや位置を伝えるのだけれど
それを伝える最適の言葉が、なかなか見つからない。(見てしまうと簡単に出来る単純な形なのに。)
それでも
「小さな三角形の直角は今どちらに向いてますか?」 や
「大きな台形の長辺は上ですか下ですか?」 などと
どうにかして相手の今の状態を知り、それを正しい方向に動かしていく作業をすると
なんと10分という時間の短いこと。
えっと。
長くなりそうなので、続きは明日。