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10.292013
日本のチロルと呼ばれる下栗の里。
長野県飯田市下村にある下栗の里
先週、有志メンバーと飯田市にある「風の学舎」という施設の視察の帰りに
日本の原風景が残る地域があるということで寄って帰りました。
標高1000mの山の斜面にへばりつくようにして家や畑が点在する
この下栗の里は、生活の根源が大地とともにあり
隣の家とを畑によって自然に距離をあけた
ゆったりとした生活の場がそこにありました。
となりにはコンビニがあり
クルマで移動すればすぐになんでも手に入る生活に慣れていると
どんな風に生活が成り立つのか想像も付きません。
この風景をみて、本来日本はこのような生活スタイルを誰もが
営んでいたことに感慨深いものがありました。
この風景を見るために駐車場から20分ほど歩きますが
その駐車場には食堂もあり、出て来た料理も下栗芋を利用したものばかり。
とても質素でしたが、植物性タンパク質を中心とした
おそらくこちらも日本の食卓の原風景に近いものだろうと想像しながらいただきました。
若干観光化されているとはいえ
日本にはまだまだ昔の生活スタイルを大切にしている地域があるものです。