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8.262013
「木のスプーンを作ろう」ワークショップ。
以前からの告知通りにカトラリー作りのワークショップを開催しました。
8月の最後の日曜日、子供が夏の課題の提出物にもできるようにと日程を組んでみたら
意外にも大人オンリーのアダルトなワークショップとなりました。
そしてみんな以前からやってみたかった、という人ばかりで
「木工」にとても興味があることが分かりました。
作ったスプーンを使って最後にデザートをいただく。
実はこのアイディアは、1年以上前に地域リーダー育成講座で友達になった
人たちと、飲みながら話をしていたワークショップの方法がベースにあります。
そして参加費の設定も実はこの時に「いくらだったら参加したい?」という
目安の金額で募集しました。
木のスプーン、工業製品で大量に作られた物なら100円から買える時代です。
木工作家と呼ばれる方から買ったとしても、数千円出せば選択幅は大きいと思います。
写真の通り、作って出来上がったものはそれぞれバラバラで
だからこそ、個性が出てとても味わい深いものですが、じゃぁ商品価値があるかと言うと
販売できる物ではありません。
でも、みんなそれぞれ作ったスプーンで食べた最後のデザートは
絶対に買っては味わえない味だったと思います。
「ちょっと大きいなぁ。」とか「すくうの大変!」とか言いながらも終止にこやかに。
ちょっと不細工であったとしても、自分が作ったスプーン、とても愛着のある逸品になったと思います。
なんでも何不自由無く買える時代だからこそ、体験と想いのつまった目に見えない形に
人は価値を見出すことができるのだろうなと、あらためて感じました。
また2回目もやります。興味のある方ぜひご連絡ください。