たまには野球の話でも。

夏の高校野球、地方戦が始まりました。
我が母校はロンドンオリンピックに陸上選手が出るほど体育学校なのに
なぜか昔からずっと野球は弱小チーム。
文化部の自分が何言っても失礼なだけなんでこれ以上は言いません。
今年は娘の学校の方が気になっていたんだけど
２回戦で惜しくも敗退してしまいました。
今は野球よりもサッカーがメジャーなのかな、近所で遊ぶ子どもたちの姿も
ボール遊びはほとんどサッカーですね。
自分が子どものころは、本当に夕方暗くなるまで近所の友達と
年の差関係無しに空き地を探しては野球をしてました。今にしてみれば
本当に昔の風景だったと思います。
駐車場で野球をやって近所の窓ガラスを割ってしまったり
神社の境内で野球をやって、公民館のガラスを割ってしまったり
いろいろなご近所さんに迷惑を掛けながら遊ばせてもらった気がします。
（親はそのつど大変だったろうけど。）

自分の子どもの頃は、それでもおおらかだったんでしょうね。

今、公園での遊び方にものすごくデリケートになっていて
あれもだめ、これもだめという風に遊び方もがんじがらめです。
もちろん、今の大人は自分が子どもの頃、どういう遊びをしてきたか
良く分かっているので、規制規則で締め付けるような
遊び場を実質奪うような事はしたくないのですが
昔のように窓ガラス割って、ごめんなさい、では済まない世の中になって
きてるんですね。

子ども同士が遊んで、ちょっと頭を叩いただけで
訴えられちゃうようなギスギスした時代なので、無理はないかもしれません。
でも、子どもだもん、ちょっとくらいはみ出したっていいじゃない？って
自分の幼少時代を思い出すと言いたくもなってきます。

野球をしたくてもする場所がない。
野球に興味が無くなってきたんじゃなくて、やる場所が無いのかも。
これから土地は余る時代に入ってきます。
余った土地の活用方法として、もっと自由に子どもたちに遊びを
提供できるような、長いスパンの取り組みって大切かもしれないですね。
住み易さというのはインフラの充実も大切だけど、心の余裕・ゆとりに
繋がる地域社会の作り方っていうのが一番取り組みやすくて自主的に
できる事に思えています。

野球の話が最後には公園の遊びに変わってしまいました。（笑）