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4.152012
ゴミまでもデザインしてしまうスゴイ会社だった。(今更ながら)
仕事柄、パソコンは手放せない、というかウチの会社だけじゃなくて
世の中ほとんどそんな感じではないだろうか。
会社で事務機として使うPCと、自宅に持ち込んで仕事をするために、ちょっとスペックのイイ
(ハイスペックではないけれどそこそこ動く)PCを使い分けをしている。
で、その自宅のPC、スペックに不満があるわけではないが
会社の事務機PCがそろそろ物足りなくなってきたので
この自宅PCを会社PCにしてしまい、自宅用を買い換えることにした。
大学に入ってはじめてPCを使い、その当時はMS-DOSと呼ばれる
windowsが広がる前には普通に使われていたOSから使い始めた自分としては
これまでMacを使うって発想が無かった。
しかし、iphoneを使い、ipadを使ううちに、次回PCを買い換えるならMacにしようと
思っていた。OSの違いは慣れてしまえばなんてことはない。もともとそういう会社に
居たのだから、その位の柔軟性はまだ残っているだろうと。
古くからのマックユーザーから見たら、何をいまさらでしょうが
iphoneの時もipadの時も、とにかくパッケージを開けるところから驚かされる。
あまりにもスッキリとした梱包、余分な梱包資材、無駄な説明書など一切無し。
パッケージまでも完璧なデザインを要求していたんですね。
そして、今回買ったiMac、これまで使っていたwindowsPCとの違いを
パッケージを開ける瞬間から思い知らされた。
でかいモニターとマウスとキーボードとACコードが1本だけ。
それで終わり。
取扱説明書はグラスの下に引くコースター位の大きさでサラサラっと読み終わるくらいの
薄っぺらなものが2枚だけ。
モニターにACコードを繋いで、モニターからの指示に従い、キーボードの電源オン
マウスの電源をオン。
はい使えます。
まるでスタンドライトを使い始める位の労力と時間でMacが立ち上がってしまった。
そして、残されたパッケージは
大箱とマウス・キーボードが入っていた小箱とウレタン緩衝材が4つ。
これまで10台以上のPCと付き合ってきた自分にとって、部品点数から
ゴミとなるパッケージ、あっちこっち繋ぐコード、そして分厚い一度も読まないマニュアルの束と
格闘してきたことがウソのようなあっけなさだった。
iMacの中から出てきたマニュアルの表紙には「Hello.」の一文字
1ページ目を開けてみると
「このiMacは、あなたのために生まれました。」 の一行。
今更ながら、appleって本当にすごい会社だ。