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11.282010
オーダードレッサー紹介「ベビーブルー」(製作5)
今日は特注ドレッサーのご紹介です。
「キャスキッドソンのベビーブルーの世界観で。」
初めてメールを頂いた時、そのハッキリとしたご要望がとても印象的でした。
ベビーブルーの鏡台。
あのやさしくて淡い色がはたして家具の塗装で表現できるのか
最初はとても不安がありました。
製作した見本板の一部です。
もっと沢山まだまだありますが、このベビーブルーが決まるのに試行錯誤の繰り返し。
「木」には本来持っている色があります。
紙のような一定した白であればまだ良いのですが
木材が持っている、肌色っぽい黄色・赤色などがこの青に影響し
色を微妙に変化させてしまう。
何回も何回もテストして、ベースの青に入れる色を調整して
やっとのことで出来たベビーブルー。
私の会社の職人さんの色に対する微妙なサジ加減に今回も驚きました。
このベビーブルーを出す秘密。ビックリするような色が含まれていました。
企業秘密なので明かしませんよ。。。(ヒントは反対色です。)
お客様から送られてきたハンドル。
色々なイメージを頂きながら、最後にこのハンドルをドレッサーに付けて欲しいと
依頼がありました。
そしてやっとドレッサーが完成!昨日無事に届きました。大変お待たせいたしました!!
カラフルでかわいいハンドルの色。
ベビーブルーのバック。
ベッドのシーツと壁の白。
まさにこの「じょゆどれ」仕様ドレッサーがあるべき所に収まった感じ。
何回も何回も色やデザイン・仕様の確認をメールを通して行い
時間は掛かりましたが、こうやって写真と「嬉しい!」という喜びのメールを頂いて
私達も本当に作らせて頂いて良かったという気持ちになりました。
「妥協しないで作っていただいて本当に良かった」
インターネットの世界から関本家具装芸という小さな会社を見つけていただいて
たった一つのドレッサーが人を幸せに出来るということに
今回も大きなやりがいと喜びを特注仕事からいただきました。
Tさま、本当にありがとうございました。
(「オーダードレッサーを検討中の他の方の参考になれば」というとこで、今回掲載の許可をいただきました。ご協力ありがとうございました。)