昨日は気が付いたらブログ更新してませんでした。
ちょっと仕事に追われると頭の中が整理しきれなくなりますね。
最近はスケジュールを全て覚える自信が無いので
とにかくＰＣに入れることにしています。

９月の終わり頃から毎日のようにＷＥＢからのお問い合わせを
いただいてます。本当にありがとうございます。

そこで、問い合わせの中でも多い質問に対して
ブログで少しずつ紹介していきたいと思います。

まず一番多いのは家具の臭いについての問い合わせです。

家具の臭いの元は１つではなく
塗料・木材・その他の部品もふくめて
臭いの発生源があります。

関本家具装芸では主にウレタン塗装をしています。
ウレタン塗料は塗装が終って完全に硬化するまでの一定期間
溶剤のにおいがします。唯一の欠点といえば欠点です。

では溶剤を使わない塗料なら無臭なのかというとそんなことはありません。

例えば自然塗料とか天然塗料と言われるオイル塗装でも
オイル独特の臭い（匂い）がします。

また、有機溶剤を使わない水性の塗料もありますが
これもニオイが皆無というわけではありません。

たまに
「家具を赤ちゃんがなめても大丈夫ですか？」
と聞かれる事がありますが、まったく問題ありません。

なぜなら一度硬化した塗膜は、なめた程度で溶け出すことが無いからです。
シンナーなどの溶剤を使っても簡単に塗膜をはがすことができないくらい
硬化した塗装面は強力です。

ただし、どうしても一定期間、これは感じる個人差もあるので一概にどの位の期間なのかは
言えないのですが塗装の臭いがします。
もちろん体に悪い塗料はいっさい使用していないので、健康を害するような
心配は無用です。

私達にできることは、完成させてから配達までの時間をなるべく空けて
気にならないレベルまで保管してからお届けするということになります。

急ぎや指定日がある場合（例えば新築の入居に合わせて欲しい等）は仕方ないとしても
特別な予定がなければ、完成から一定期間（最低でも１週間）はこちらで保管して
お渡しすることをオススメしています。

家具のニオイは塗装だけが原因ではありません。
木材が持つそのもののニオイもあります。
むしろ木材自体のニオイの方が、長年続くかもしれません。

いずれにしても、無臭の家具というのは存在しないので
もしニオイについて不明な点があれば、実際に塗装した木材をサンプルとして
お送りすることも可能なので、ぜひ一度お問い合わせ下さい。

関本家具装芸では
シックハウス症候群の原因になるホルムアルデヒドがほぼ０に近い
ＪＩＳ規格最高レベルのＦ☆☆☆☆（Ｆフォースター）素材を使っています。
塗料についても環境に配慮した、指定６有害物質をいっさい含まない
ＮＴＸ塗料（ノントルエン・ノンキシレン）タイプを使用しています。