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9.52010
購買に繋がる生産を。
暑い中、都内を歩いてました。
ブランド品の買い物バックをたくさん提げて歩く人。
あれ、東京は元気?と思ったのもつかの間
見た目は日本人ですが、海外からお越しのお客様ばかりでした。
ニュースで見ていた光景は大げさではなかった。
この円高ニッポンに高級品を買いに来るマネーの力は恐ろしいです。
円高という経営努力では埋まらない経済環境で
生産拠点が次々と海外にシフトするニュースが聞こえてきてます。
でも、この円高、日本が強くなったわけではなく
他の通貨と比べて「まぁちょっとは安心」という一時的な退避通貨であるに過ぎず
長期で見て金利が上げられなければ、再び売られやすい通貨であることに
変わりは無いはずなのに、こうして大手企業の動きを見ると
すでに日本でのモノ作りに悲観的であるのかと、ちょっとナイーブな
見方をしてしまいます。
安くする努力も必要ですが、余る生産力を活かして
購買層を育てる努力も必要なのではないでしょうか、大企業の方々。