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AI・Iot・ICT 家具屋とは無関係?(備忘録)

160724

7・22金曜日 世界ICTカンファレンス
「デジタル変革期におけるICTイノベーション
  ~IoT、AIが生み出す新たな社会、ビジネス~」
日経ホールで丸1日聞いてきた内容が面白すぎて書き留めておきます。
何年後かに自分で読み返してみたく家具と関係無い内容なのでスミマセン。
(備忘録なので内容には間違いがあるかもしれません。)
http://adnet.nikkei.co.jp/e/event.asp?e=02209

新聞・ニュースでほぼ毎日目にするキーワード。
AI 人工知能
Iot インターネットと物
ICT インターネット・コミュニケーション・テクノロジー (以前はITでくくられていた)

AIというと色々なイメージがあるが、最近ニュースになった囲碁9段に勝った
ALPHAGOが一番分かりやすいのではないか。
囲碁2段に勝てなかったコンピュータが半年後に9段に勝つ。
ほとんどの人間が一生掛けても成し得ない囲碁の神の領域に一瞬で到達する技術。
これはプログラミングされた2台のコンピューターが、人間なら1日掛かる対局を
2〜3分で終局させて休みなしにパターンを記憶する作業を繰り返すことで
無限に近いような囲碁の指し方を習得したのだそうだ。(電気さえあれば休まないからね。)

人工知能は人間の仕事を奪う。
諸説あるが、そんなことはたぶん自分が生きてる間は起こる可能性が低いだろうと
この一日で感じたこと。今の段階ではAIとは餌(big data)を大量に食べて高速に知識を
つけることで、人間が長時間掛かって分析したデータに対して瞬時にヒントをくれる
便利な存在になる。

もっとも身近な存在のAIとは、パソコンやスマホで入力する時に出てくる「候補」ではないだろうか。
このブログを書いていても、次々に文字の候補を出してくれ、googleで検索する時にも一文字与えると
瞬時に候補を出してくれるおかげで、随分と入力の手間が省け、以前に比べて文書化する時間も
かなり短縮できるようになった。

これもコンピューターが大量のデータを得たことで、人間の先回りをしてヒントをくれる
とても便利な機能。裏を返すと今の段階のAIはこの餌(データ)と高速処理するプロセッサが無ければ
何も生み出すことができない、とうてい人間を超える存在ではないということだ。

特に日本はこの先、労働人口減少という大きな問題があり、それを埋めるために移民受け入れ(ブレグジット問題)や
就労年齢の引き上げなどで人×時間を増やす考えもある。ここでAIの存在が生きる。仕事の効率を
上げる事で同じ労働人口で生産できる量を増やすこと。人工知能が仕事を奪うどころか日本の問題解決の
一助の存在となりえる。もちろん単純作業は奪われる可能性があることも片隅に置きながら。

大切なことは、人工知能によって膨大な知識の中から与えられたヒントを使いこなす「知恵」。

ネットやメディアから与えられる情報は誰でも手に入るもの。それを知ってる事に価値はなく
そこから「何を」考え「どうする」から「行動」に置き換える知恵が、人間にとって最も大切な行為。
知識ではなく知恵の時代が鮮明になった。

今、世界的な話題のポケモンGO。子供達がポケモンで大きくなった時代の親からすると
まさかここで改めてポケモンの世界が広がるとは思わなかったけど、これもICTやAIのおかげ。
バーチャルな世界は今後も次々に新しいユーザー体験を増やしてくれる。

ただ、どうしても置き換えられない事実もある。
それはリアルな体験しかない。

五感をフルに使い、風景を楽しむ。体験して人と話をする。美味しいものを食べる。
芸術に触れる。ライブに行って音楽と演奏者と観客の一体感を味わう。などなど。

Iotインターネットと物がつながっても、実体験だけは人が直接関わらないとならない領域。
UXユーザーエクスペリエンス。一つの物を通じて得られる周辺の体験。
例えば美味しい物を食べに行くために、新幹線で行くのか、鈍行で行くのか、クルマで行くのか
食べたあとは自分の好きな作家の作品に触れて、おみやげ買ってとその一連の体験は
ICTやAIが情報の助けをしてくれるが体験は与えてくれない。

アナログな仕事。レバレッジの無い、1は1の作品。
工芸をする人と話をするとよく出てくるキーワード。コピーが出来ず作った物が勝手に増える事はない仕事。
もちろん物だって食だって、機械で大量生産される物はある。
大量にできるものは、テクノロジーの追求で今後も飛躍的に安く早く大量に作れるだろう。

だからこそ、これから徹底的に効率化する部分と、どうしても効率化できない1は1の仕事は
対局にあるからこそお互いの存在価値が上がるのではと考えてしまう。

AI・Iot・ICT 家具屋とは全く関係ないと思っていたカンファレンス。
聞けば聞くほど無関係ではなく、むしろその仕事の大切さを感じた一日だった。

大切なのは 「知恵 実体験 コミュニケーション力」
人間がAIやICTに置き換えられないこの3つはこれからも価値が上がる。
それを提供できる自分と会社を意識すること。

一つだけ怖い話を書き留めておく。
頭の良い世界で一握りの学者達は、いずれはAIは自分で自分のプログラムを書き換える時代が来ると予想しているそうです。
それは2045年。シンギュラリティ(技術的特異点)が人間の生活を劇的に変化させ後戻りができない世界がくる。
このサイトの主宰が公演した内容が40分では足りなくもっと聞きたかった。http://singularity.jp

ソフトバンクの孫さんが、3兆円以上出して買収した先には、このシンギュラリティが見えてるのかもしれない。
Iotとは物がインターネットと繋がるセンサーの時代。それを解析するプロセッサの数。ARM社の技術と合致する。
僕たちは今以上に便利であるが、人間が人間らしい生き方とは何かをもっと考えさせられる時代に突入している。

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