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5.202012
家具塗装。
家具塗装と一言で括るには難しいほど、色々な塗装方法があります。
ウチの会社では、オイル塗装、UV塗装なども扱いますが
主にはウレタン塗装をメインにして家具製造しています。
で、このウレタン塗装にも本当に色々あり、細分化するとキリが無いので
説明はやめておきます。
木の色は、同じ樹種でも、木毎にまったく違う表情をしています。
赤かったり、白かったり、黄色っぽいのもあるし、節だらけのものも。
いろいろな条件があるにせよ
最終の仕上がりは、バラツキを少なくするのが家具メーカーとしてのつとめ。
木地研磨→着色下塗り→研磨→シーラー→研磨→ウレタンサンディング→研磨→
→2回目サンディング→仕上げ研磨→補色(カラーイング)→最終仕上げウレタンフラット→
ケバ取り仕上げ#6000研磨
通常で仕上がっても12工程の塗装をしています。
木目や状態によっては15工程位に増えることもある。
内緒の話。。。
家具を販売する人でもここまで知ってる人は少ないかな。
もし、このブログ見てウチの会社に来てくれたなら
プロ以上に語れる家具塗装の秘密をお教えいたしましょう。
行程のうんちくよりも大切なのは、使う人が本当に必要としてる性能。
なにより大切なのは使う人が心地よく使える最終の仕上がり。
そこを履き違える事無く作れるかのお話がしたかったのでした。
明日はお休み。来週もまたがんばります!