アーカイブ:2020年 8月

  1. モールテックスのダイニングテーブル ベージュBM08

    展開中のモールテックスのダイニングテーブルに新カラー追加。

    やさしいベージュの天板にヘアラインステンレス脚

    モルタル調のデザインコンクリートの人気カラーはグレー系が中心ですが、このベージュのようにモルタル感が少ない中性的なやさしい色も、上質なインテリア空間に自然と溶け込むオススメな色です。

    なめらかなスェードレザーのような手触りと雰囲気

    モルタルなのに、この色を見ていると手触りが優しくなめらかに感じられるのが不思議。実際表面はしっかり研磨されており、微妙なコテ跡は感じられるけれど、どこかぬくもりさえも伝わってくる特別な雰囲気。

    人気のikpチェアーとの組み合わせ。

    ベージュは主張しないカラーのため、他のインテリアとの組み合わせがしやすく、コーディネートのハードルが低く、取り込みやすいカラーです。ステンレス脚も主張しない半光沢のヘアライン仕上げ。自然光や周辺環境の明かりに刻一刻と変化する素材です。

    脚の先にはアジャスター付き。ガタツキの調整と床を傷から守る役割。

    素材感と直線の組み合わせという究極シンプルさは、長年使える飽きのこないデザイン。家具は一度購入すると長く使う方が多いので、時代に流されないものを個人的にはオススメしています。

    120 150 180cmと3サイズでの展開。もちろんオーダーでサイズ変更も可能です。

    お部屋や使う人数、ショップ、店舗などで使いやすいサイズがあれば、それに合わせての製作も可能です。実際店舗使用ではほとんどがオーダーサイズ。ご要望に合わせての製作もなるべくご希望納期に合わせております。

    ショップ見本

    ショップはこちらです ikpイカピー


    サイズ・仕様・価格についてはこちらのサイトも参考に。
    ikpイカピー

  2. コンパクトでシンプル。ドレッサーと3段シェルフ(オーダー製作:109)

    今回お作りしたオーダー製作は、引越し後の新居で使うドレッサーと書棚(シェルフ3段棚)です。

    サイズはこれまでお使いのドレッサーとシェルフが使いやすかったということで、デザインの許す範囲でサイズ感はそのまま。

    お客様の許可をいただいてないため、お送りいただいた写真は掲載しませんが、それをベースにして簡単な寸法図をお送りしました。仕上がりの色も決まってらして、製作がスムーズにスタート。引っ越しに合わせての納品が無事完了。

    カラーとミラーはフェアリーテール。塗装色もミルキーホワイト色(フェアリーテールと同じ)ファブリクもフェアリーテールにつかうサンドモケット。

    ね、シンプルでしょ?

    でもサイズ感やデザインはお客様の好みを落とし込んでいるため、シンプルながら使いやすいドレッサーになりました。

    「将来、年を重ねてもずっと使い続けたい。」おばあさんになった頃のイメージだと思いますが、まだまだ全然若い方だと思います。(静岡から一番離れた場所のためメールと電話のみ。でもお若い方だと想像しています。)

    でも確かに、納得してしまったのが、このサイズ感ならどこでも使えるはず。木地色に近い色も、徐々に変化して、良い感じのツヤも出てくると思います。

    オーダー製作というと、豪華で機能満載のイメージですが、シンプルだけど上質、コンパクトでも長く使える、というなかなか市場で見つからないというご要望を叶えるのも特注らしさがあります。

    ここのところの猛暑つづき、私たちの作業場にはエアコンが無いため、体力的にも非常に厳しい毎日ですが、それでもお待ちになってるお客様の顔を想像しながらコツコツと製作は続いております。

    オーダー製作についてはほぼ毎日お問い合わせあります。メール、お電話、ご要望ありましたらご連絡ください。

  3. やわらかな曲線クラシカルな雰囲気を持つオーダードレッサーチェスト(オーダー製作:108)

    チェスト70センチ ドレッサー120センチ ナラ材

    全体的にスッキリとしたデザインが多い中、20〜30年前は曲線を多用したデザインのドレッサーの方が数としては主流でした。
    最近でも、そのようなドレッサーが欲しいというご要望はまだまだ多く、今回のオーダー製作では以前に製作したドレッサーを少し派生させての製作となりました。

    なだらかな曲面でつながる天板

    ナラ材の木目の良さを活かすため、塗装の工程も通常と少し違い、目止め剤を使ったワイピングと呼ばれる「木目の中に塗料を擦り込む」ような塗装方法。下塗り段階で木目を浮き立たせる方法になります。ナラ材のような木目が美しい材料はワイピングによってより本来の表情を楽しむ事ができます。

    使いやすいフラットでワイドなミラーとチェスト

    今回、チェストも同じデザインでお揃いとなりました。天板の曲面を作る木工用の刃物はもう20年以上前に作ったNCルーター専用の物。これ新たに作るととてつもないコストになるので、出番は減りましたが確実に残したい道具の一つ。

    しっかりとした作りの木の取っ手。

    少しガッチリとしたイメージの同材ナラで作られた取っ手部分。チェストに使った鍵は他のドレッサーでもよく使うタイプ。ちょっとした事ですが喜ばれるアイテムの一つ。

    スライドレールに仕切り付きの引き出し。

    一番下の引き出しにはスライドレール。全部の引き出しに取り外しできる仕切り板を設定。

    スライドレールについて。(私の考えです)

    スライドレールはスムーズな動きを作る引き出しの便利アイテム。ですが、私はこれを多用するのは控えたいと思っています。大きな引き出しには付けても良いと思う反面、小さい引き出しの場合は
    1)そもそも軽いので付けるメリットが少ない。
    2)スライドレールを使うことで収納力が下がる(幅で約4センチ)
    3)故障がゼロとは限らない。
    という理由で使う引き出しと使わない引き出しを分けて製作提案しています。

    取り出しやすいように深い引き出しの仕切り板は形状も一工夫。
    下の引き出しはスライドレール無し。
    好評なクッション下が収納タイプの椅子。ティッシュボックスなどが収納可。

    オーダー製作の場合、どうしても気合が入ってしまい、あれもこれもてんこ盛りの仕様を考えがちです。収納する物は年齢とともに変化して、使うアイテムが変わる可能性があります。なので今使っているアイテムにぴったりフィットさせるより、多少余裕を持って変化できる曖昧さが大切かと思っています。

    製作開始まで、いろいろヒアリング重ねて、なっとくの一品を作っていきたい。オーダー製作は製作開始までが一番重要な時間。手間は掛かりますがこれからもオーダー対応続けていきます。ただ、現在かなりのバックオーダーがあるため通常よりお時間いただいております。ご検討中の方はお早めにご相談をお願い致します。

  4. 集成材ダイニングテーブルの修理再生・再塗装

    お客様からメールでお送りいただいたダイニングテーブル

    集成材のダイニングテーブルをもう一度きれいにして使いたい。というご要望で始まった今回の修理・再生・再塗装。しっかりとした無垢板のテーブルなので、削ることもできるし、再塗装も可能。一旦お見積りして、ご家族で修理か買い替えかで悩まれたようですが、結果再生して使い続けることに。

    最初は削り直しからの再塗装でしたが、急遽、ウォールナット突板で貼り替えての再塗装へ変更。

    ナチュラルな仕上げの予定が、重厚感あるウォールナットのダーク系へ仕上げを変更。工程的には途中で突板貼りが必要ですが、これも無垢板ならできること。

    届いたテーブルを分解し、まずは古い塗装から落とします。

    既存の古いウレタン塗装は見えにくいですが、かなり木の中まで浸透していて、表面的には塗装が取れてるように見えても、実際には木目の中に残ってます。

    このテーブルの特徴である引き出し。これ便利ですね。

    引き出しも取り外して古い塗装を落とします。とにかく研磨がこの仕事の50%。

    削る前の天板。古いキズや変色がこのテーブルの歴史を物語ってます。

    細かなキズなどありますが、今回突板で張り替えるため、とにかく表面の塗装を落とすことに集中。ベルトサンダーでバンバン当てていきます。

    こちらも木の中までかなり塗装が浸透しています。一応削り終わり。

    次にウォールナットの突板を貼る工程の前に、今削った天板や脚を先にウォールナット系のダーク色で下塗りをします。どうせ突板で貼るなら関係ないのでは?と思いますが、こうした方が突板が透けず、仕上がりに色の深みが増します。

    着色された天板、色ムラはありますが、これは突板貼ると分からなくなる。
    脚のパーツもそれぞれ着色。この時点でかなり印象が変わります。

    下塗りが完了したら、今度は突板貼り。ウォールナットはそのものが濃い色をしているので、木目を活かす貼り方に気をつける。あえて木の周辺、皮に近い部分の白太を残して貼り替え。より自然な無垢板感をめざしました。

    白太を残した突板貼り替え。
    脚と引き出しも同じくウォールナットで。

    ウォールナット材が持つ色を邪魔しないよう、ここからは透明のウレタン塗装で塗膜を付けます。耐久性と見た目をアップさせるために数回に分けて塗料を塗布します。一度にたくさん乗せるより、間に研磨を入れて何層も作る方が均一かつ塗膜の強さも生まれます。

    1回目の塗装と2回目の間の研磨作業。塗料を乗せては表面を削り取り、均一に重ねる。

    ウレタン塗装は水に強く、通常のお手入れは水拭きで十分です。ラッカー塗装の場合、水気を残すとそこから白濁しますが、ウレタン塗装は耐水性に優れています。ただ熱い鍋などを直接置くと変色の原因になるので注意が必要です。

    3回目のウレタンサンディングが終わり、この工程が乾くと最後のウレタンフラットになります。

    強制乾燥はせず、自然乾燥のため時間は掛かりますが、その分木への負担が少なくなります。ただし梅雨時の乾燥には特に注意が必要で、その点で6月〜7月の製作には神経を使います。

    最終ウレタンフラットの塗布が終わり完成。つや消しのため落ち着いた雰囲気。

    いっさい着色しなくても深みが出るのがウォールナット材の特徴。ウォールナットも木によってはもっと赤い材もありますし、黒っぽい材料もあります。こちらはほぼ中間的なブラウン系。

    元のテーブルが思い出せない位に完全に別物に生まれ変わりました。それももともと使っている材料が良かったので、こうやって再生ができます。あとメラミン系やポリ板など化け学で作られた素材ではこういったリペアができないので、やはり自然の木というのは良いですね。

    前にも書きましたが、遠方より運ぶ運送費と送り返す時の運送費、それに修理する費用を合計すると、新品のテーブルを購入できる予算になります。それでも使い続ける意味が無いと、なかなかリペアには踏み切れないと思います。思い出の詰まった物や、ある人が購入してこれからも使い続けたい、など再生でしか実現できない事もあります。もしそんな悩みがありましたら、まずは写真をメールでお送りください。お見積りからアドバイスまで色々なご提案が可能です。

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