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8.172010
千円ジーンズ
ジーンズが好きなので普段着はほとんどジーンズ。
7~8本を着まわしてその日のコーディネイトに合わせます。
少し高いのもありますが、生地、デザインが気に入ると大切に何年もはきます。
一時話題になってた千円ジーンズって言葉聞かなくなりましたね。
ユニクロを追従するためにいろんなところからビックリ価格のジーンズが
発売されましたが、どうもそれも思ったほど売れず、結局セールにかけられ
500円位で売ってるようですが、まだ余ってるみたいですね。
安いから興味本位で2~3本位は買った人もいるのでしょうが、そうそう同じ物
何本も買い続けるマインドも継続しないでしょう。
その裏で
老舗のデニムブランドが廃業したりその技術をささえる工場も立ち行かなくなったりと
私が好きな方のデニムはどうも生産が厳しくなっているというニュースを見ました。
少々高くても、ボロボロになるまで穿き
ほとんど自分の身体と同じ形になるまで馴染んでくる位大切に着続ける方が
本来のデニムジーンズの良さを味わえるのです。
同じ時間を過ごすのなら
ジーンズだけじゃなくて身の回りのもの全て
自分の身体の一部となるくらい馴染める物を選んで生活したい。
もちろん高ければ良いという単純なことではないが
物を大切にする愛着感も含めて物と関わりたい。
気が付いたら技術だけが失われて
千円で売るために平均化された、どこの国で作られたのかわからないような
つまらない物ばかりが氾濫するような事態にならないよう
家具の業界でも注視していかなければならないと思います。