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3.112011
シーズンという考え方。
10年ほど前までは、一年の中でドレッサー需要のピークになる季節ががあり
春の3~4月と秋の9~10月がそれにあたる、いわゆる「シーズン」という言い方が
定着していた。
春は1月の終わり頃から徐々に準備のために忙しくなり
秋はちょうど夏休みが終わった頃から忙しくなった。
ドレッサー、鏡台というと、婚礼タンスとセットになって購入されていた風習があり
もちろん少なからず今でも残っていますが、結婚と同時に揃えるお道具としての
家具の一つととらえられていた。親が持たせてくれた生活のための家具ですね。
今、私たちが直接お客様とお話をすると、結婚というタイミングで家具を購入するよりも
ほとんどが住いと子供の関係を上げられる方が多い。
「結婚して数年経ってやっと住む所も落ち着いたのでそろそろ揃えようかと。」
「子供も大きくなったので本格的な生活道具が欲しいので。」
「子供達も巣立って夫婦2人の生活に戻るので、この際リフォームに合わせて家具も。」
私の会社にドレッサーを見に来られる人の話を伺うと、家具は生活の節目というか
精神的なものも含めて安定した居場所が出来た時、はじめて欲しいと思うようになるんだなぁと
つくづく感じます。
自分の生活が見えて、そこにベストな物が欲しいからこそ、これだけ市場にあふれている家具があっても
「欲しい物が見つからない」と言われるのでしょうね。
今使っている家具、どんな時に購入されました?
今の生活に合ってますか?
鏡台ドレッサーに限らず、いろいろな家具のお問い合わせが増えていますので
もし家具を探しても見つからない場合は、どうぞご連絡ください。